毎度なこと

日常の発見、愚痴、文句

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包み込まれたのは不信感という名の霧

「ミスト」を鑑賞。
プロモーションの時点でかなり気にはなっていた作品である。
キングの原作でホラーテイストという一抹の不安を覗かせる(キングはシチュエーションやビジュアルで読ます作家ではなく内面の動きで魅せる作家だと思う)本作だか出来映えは高レベルではないかな。
宗教的な概念が薄い日本人としては(日本人は無神論者が多い)終末思考にはいまいち共感出来ない部分はある。
しかし、主人公達の会話にある、人間は異常であり二人以上いれば殺し合い、それをしないために政治と宗教があるというのには共感する。
性善説、性悪説を用いるなら残念ながら性悪説が有利なようだ。
ここまで異常事態にはなかなか遭遇しないだろうが日常のふとした瞬間に非日常に放り込まれることがあり得るかもしれない。
その時にとる行動は煽導者か、暴徒か、愚者か、それとも理想家か。

チビおやじの活躍が好きでしたよ。
霧の発生に理由があるのはよかった。
霧の中の巨大生物には畏怖を覚える。
絶望は希望のなかにこそある、希望にすがるなら絶望を見いださねばならない。
希望なんてないものを探すのが人なのかもしれない。
そして賛否両論あった救いのない、後味の悪いラスト、これは成功なのだろう。霧の中に消える曖昧なラストを制作者が選ばなかったのは英断。
この嫌な気分こそ宗教的な道理を秘めているのかもしれない。
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  1. 2008/10/11(土) 00:14:53|
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