毎度なこと

日常の発見、愚痴、文句

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そして誰もいなくなっ・・・てどうする?・・・『XーMEN:ファイナルディシジョン』・・・

マーヴェル・コミック原作の並外れた特殊能力を持つ正義のミュータント集団「XーMEN」の活躍を描くシリーズ第3弾。
  ストーリー
前作のラストで仲間の為に犠牲となり壮絶な死をとげたジーン。
その死から未だ立ち直れない「XーMEN」達。
そんな中ミュータントは病だと主張する科学者によりミュータントを普通の人間に戻す新薬「キュア」が開発される。
このことによりミュータント達は選択を迫られる・・・

ミュータント達の数が増えその能力も多種多様となったが確かなSFX技術に支えられその表現は見事、それだけが残念ながらこの映画の見所。
今回のヒロインであるジーン(ファムケ・ヤンセン)だが出世組ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)&ストーム(ハル・ベリー)と比べるとなんとも地味。
さらに他のミュータント達の扱いがちょっとむごい、人数が増えた分一人一人に焦点をあてる時間がないのは分かるが・・・(ちなみにⅡは今回より上映時間が長い)
特にサイクロップス&プロフェッサーXの扱いの酷さは格別。
原作では主要人物なのにまさかの扱い、特にサイクロップスはシリーズ通していいとこなし、原作では頼れるリーダーなのだが。
他にも回を追う毎に影が薄くなり最後まで出番の少ないローグ(アンナ・パキン)(やっぱり彼女じゃだめだったか)。
寡黙であるがゆえ目立てないコロッサス。
一応頑張っているがきっちり青春させてもらえなかったアイスマン&キティ・ブライド。
すっかりしょぼくなってしまった元悪の帝王マグニートー。
素顔を見せたら魅力もなくなったミスティーク。
お笑い担当とかしたお馬鹿な筋肉ジャガーノート。
何のためにいたんだか最後まで報われないキッド・オメガ&アークライト。
正義から悪にされたのに意味が感じられないマルチ・プル・マン。
羽が生えるからただ飛ぶだけそれでいいのかエンジェル。
そんな中唯一キャラを魅せキラリと光る個性を見せた青い毛玉ビースト。
誰かこの報われないヒーロー達に愛の手を。
これでは「XーMEN」の活躍というより幼稚園児の特技の見せ合いお遊戯会である。最終章にならざるをえない中途半端さ。
これはもうマーヴェルのヒーロー達全てをサム・ライミに預けるしかない。

   評価 星 2  4段階評価
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  1. 2007/01/31(水) 05:04:56|
  2. 映画話
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消え去れ、虚ろな寓話どもよ・・・『チャーリーとチョコレート工場』・・・

この映画劇場まで足を運び、そのうえわざわざDVDまで買ってしまっている。何故いまさらな感じではあるが久々に見直したのでここに感想を。
ロングセラーを続ける有名な児童書の再映画化ではあるがぶっ飛んだ色彩&美術感覚を持つ変人巨匠ティム・バートンのよりその世界はユーモアだけでなくダーク&ブラックな痛烈な皮肉の世界へと変貌を遂げている。
元来子供たちが楽しむべきものなのだろうが子供たちはその色彩と音楽によって打ちのめされるのみ。
ウンパ・ルンパとウィリー・ウォンカの強烈なビジュアルとそのアプローチの仕方で不可解な世界を垣間見悪夢の様な不快感を残される。
この映画を真に理解するのは親となった人間である。
不思議なメロディーに乗せられた清涼なる悪意に満ちた歌詞を味わえ。
自らの犯した過ちにより責め苦を味わう子供達、そしてそれをなす術もなく見せられる親たち。
その親もまた自らの犯した過ちを最も陰湿な方法で責められている。
この物語は明るい悪意に満ちている。


    評価 3・5 (4段階評価)
  1. 2007/01/22(月) 00:45:38|
  2. 映画話
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怪俳優の静かな咆哮・・・『ファントム』・・・

昔そういえば見たよなという曖昧な記憶で懐かしいからいいやという気持ちでレンタルし鑑賞にいたった今作。
ストーリーはコロラド州スノーフィールド、この平和な町の400人の住民が一瞬にして消滅した。
スキー旅行から帰ってきたジェニーとリサの姉妹はそこでつい先ほどまで生活していたらしい痕跡とおぞましい死体、人体の一部を発見する・・・といったもの。
前半部分のサスペンス調部分は不気味なBGMとあいなってかなりの恐怖と期待を抱かせる展開なのだが。
中盤以降、この事態を引き起こしたものである‘太古の敵‘の正体が明かされ始めると急に失速。物語としての面白さを失っていく。
安っぽい怪物が暴れだしあっそと思わせるひねりのないなんでもないラストがただ待つ。
動きにキレが全くない鈍重でイマイチ優秀に見えず頭のよろしくなさそうな男ベン・アフレックが人物的には逆といっていい保安官を演じ、綺麗なんだがどうなんだかよくわからないローズ・マッゴーワンが美人姉妹の姉を演じているがそんなことはどうでもいい。
なぜなら、この映画最大の魅力であるこの男がひかえているからだ。
その男とは、変質者を演じさせれば恐らく世界一、そう我らのリーヴ・シュライバーだ。
一応とはいえ整った顔立ちにネチャとしかいいあらわせない独特の雰囲気そして怪しい以外の何も残らない笑顔。
この男がいるというただそれだけで映画自体が胡散臭くなる貴重な俳優である。
ずっと静かに潜り続けていた変質者リーヴ・シュライバーは一応美人とされる恋人を得、独自の世界でその魅力を開花させた。
出来れば主役ははるな。

     評価 2 (4段階評価)
  1. 2007/01/20(土) 00:35:58|
  2. 映画話
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気がついたら帰ってきていた最強の男・・・『スーパーマン・リターンズ』・・・

最近のアメコミ映画化ブームに乗り、ついにあの男がスクリーンに帰ってきた。
製作段階で色々なごたごたがあったにせよ(あのニコラス・ケイジに決まっていたらとおもうとゾッとする)彼は帰ってきたのだ。
さて、その感想だが、彼、別に帰って来なくてよかったのでは。
特撮技術やCG技術の向上によりこれまで映像化の難しかったヒーロー達が多種多様な能力をもってスピーディーに動き回り派手な大立ち回りを演じるようにはなったが、大抵は技術に振り回されてしまっている。
今回のスーパーマンはとてものんびりした展開の遅さを誇っている様だ。
ヒーロー達の命ともいえる疾走感は低速で炸裂し、同じく胆ともいえる心の葛藤は悲しいがまでに希薄。
X-MENのときもそうだがこの監督(ブライアン・シンガー)だがSF得意ではないよな。
20代以上の日本人の心に焼き付いている爽やかアメリカンマッチョ、クリストファー・リーブ&悪辣お馬鹿金持ちジーン・ハックマンのコンビにゲイ好きするひょろながマッチョの新人スーパーマン&ゲイ疑惑ハゲ、ケヴィン・スペイシーコンビはなす術なしか。
技術の向上で新しきスーパーマンは張りぼてCGの大空を低速で颯爽と飛翔し、技術がついていけなかった旧スーパーマンは伝説を疾走する。

  
   評価 星 2・5 (4段階評価)
  1. 2007/01/17(水) 02:59:35|
  2. 映画話
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初心者用劣化コピーテキスト・・・『バニラ・スカイ』・・・

以前『オープン・ユア・アイズ』を鑑賞しかなりの傑作だったためそのハリウッド(トム・クルーズ)リメイクである本作に挑戦。
その結果は見事に玉砕。
映画雑誌や感想を聞く限りそうとう好評価だったのだがみんな本気か?
この映画を傑作としているお前、脳みそ使ってるか?
この映画は駄目な感じだぞ。
心に染み渡るものなんて何一つ無いぞ。
この映画の駄目なところは無駄な部分なのだ。
全てを説明しようとする観ている人間の想像力を馬鹿に仕切った独白的なセリフ。
合ってんだか合ってないんだか分からないBGM。
元来陰鬱な内容であるのに全くそぐわないカラーの映像。
この映画は『オープン・ユア・アイズ』の蛇足だ。
蛇足というものはあくまでつけたし、本来いらないものだ。
蛇足を主題にしているのだ、面白くなりえるはずはない。
『オープン・ユア・アイズ』の優れた点は想像力である。
世界観を構築し、鑑賞者の想像力を刺激し自らの思いを重ね合わせられる。
それなのにこの映画は無駄ともいえる説明により鑑賞者の想像力を削りとる。
この作品は造らなくていいリメイク。
ああ、駄目な映画・・

  評価 星 1 (4段階評価)
  1. 2007/01/15(月) 00:44:51|
  2. 映画話
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唸れ剛球、叫べよリン・シェイ、そして激しくたなびけ残り少ない○○よ ・・・『キングピン ストライクへの道』・・・

お気に入りになりつつあるファレリー兄弟監督のスポ根ドラマ?
何をやってもうまくいかない元ボウリングの州チャンピオンが人生の再起をかけ、かつて自分をおとしいれた現チャンピオンに戦いを挑む熱血ボウリングドラマ。
大体の大筋はこのとおりなのだが全編にひねくれたブラックな笑いをちりばめた佳作。
キャラクター達の設定の力の入れようにおかしなベクトルを感じる間違いない愛のあるファレリー印。
ウッデイ・ハレルソンふんする主人公のビジュアル的な駄目っぷりは特筆もの。
どこまでいってもあくまで根性の悪い人間性に問題のあるビル・マーレーふんする一応人生の勝者の部類に入るライバル。
この二人の強烈なキャラ設定はその頭頂部にある。
ボウリング勝負が盛り上がれば盛り上がるほど安定をなくしていく髪の毛(このビジュアルは必見)
馴染みの浅いアーミッシュへの偏見や腕を失う残虐シーン。
義手として問題大有りのフック&ゴム義手の意外な活躍。
元来笑えないであろう倫理を笑いに変えるその手腕はさすが。
このころにすでにファレリー節は完成していた。
さらにあそこまでいってそれでも勝てないという人生の皮肉、勝者はあくまで勝者であるというかえられない残酷な現実も見せる。
救いも残されてるけど。
脇キャラのリン・シェイは記憶にのこること間違いない。
    

   評価 星 3・5 (4段階評価)    
  1. 2007/01/15(月) 00:04:56|
  2. 映画話
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